おはようございます。
岡山の整理収納アドバイザー おおもとまさこです。
1泊2日で神戸に行ってきました。
神戸の方から整理収納サービスのご依頼をいただいたからです。
ご依頼があったのは、ウォークインクローゼットと、お部屋にある材料のお片づけをでした。
生徒さんに教える仕事をなさっているので、木、革、布などの材料や在庫、道具をたくさんお持ちだったんです。
ウォークインクローゼットなのに、ほとんどウォークインすることが不可能でした。
お客さまのご希望は、ウォークインクローゼットにある洋服を手放して、お部屋にある材料もウォークインクローゼットに収納したいということでした。
1日目は、ウォークインクローゼットの洋服を片づけること。
スーツケース2個分、イケアのショップバッグLサイズ3袋分の洋服を、リサイクルショップに持ち込むことにしました。
これでパイプハンガーも2台手放すことができました。
ここからが材料のお片づけです。
全出しするスペースはないので、ケース1個ずつ、棚を1段ずつ見直していきました。
今まで木製品も革製品も布製品も道具もほかのモノも混在していたのですが、
1つのケースに、1つの種類のモノ!
と分けて入れていきました。
この作業を終えたのが、2日目の夕方です。
ゴミ袋12個分のモノを手放されました。
ほとんどの材料をウォークインクローゼットに収納することができたので、
お部屋には、ベッドのほかに、お客さまの作品を飾ることができました。
これまで作品たちは、材料や道具の間に追いやられて肩身が狭そうでしたが、片づけた後は、「見て見て!」と言ってるかのように、広々と飾られていました。
背の高い収納棚もウォークインクローゼットに入れたので、お部屋の圧迫感がなくなり、広く感じました。
これからは、在庫がどれだけあるかも確認しやすいので、持っているのに買ってしまうということからも抜け出せます。
生徒さんにも自分で好きな材料を選んでもらうことができます。
ベッドの横にあった大きな棚がなくなったので、地震があっても安全です。
そして、何よりお客さまがこれまで20年近く携わってきたお仕事、その仕事でこれからも大切に使いたいモノたちだけが手元に残りました。
お片づけのあと、「ここに座って眺めていたいわぁ」とおっしゃっていました。
それはただ、きれいになったというだけでなく、お客さまの人生がぎゅっと詰まった空間になって、愛おしく思われたようにも見えました。
片づけって、ホントにいいことだらけだなぁ。
リバウンドしないように、片づけやすい仕組みを作ったので、展示販売に向けた作品づくりも捗るはずです。
お客さまのこれからのご活躍を心よりお祈りしています。
2019.1.30
Comments